Rolfing® Structural Integration

ロルフィング®︎とは、地球の重力場で最適に機能するよう身体の構造を整え、より自然な在り方や、力みのない楽な動きをクライアントとロルファーが一緒になって探求していくボディワークです。アメリカの生化学者アイダ・ロルフ博士により考案されました。

私たちの身体は、全身ボディストッキングのような膜(結合組織)で覆われています。ロルフィングでは筋膜のみならずあらゆる膜や組織のバランスや関係性をみていきます。筋膜は主にコラーゲンでできており、筋肉の形や位置や弾力性を決めていますが、ある部位の筋膜組織が長年の姿勢や動きのクセで歪んだりすると、組織が柔軟性を失い固着してしまい、周辺組織~全身に及ぶまでその影響が広がり、不自然な姿勢や動きのパターンを型作ってしまいます。それにより、ほかの二次的な症状をひきおこすことは想像にかたくないでしょう。

ロルフィングでは独特のタッチで膜に働きかけ、セッション中クライアントに小さな動きをしてもらいながら膜の張力バランスなどを整えてゆきますが、特定の部位をゆるめ一時的な改善をめざすものではなく、毎回テーマの異なる10回のセッションを通して、身体のバランスと使い方を根本から変え、パターンを書き替えてゆけるようデザインされているオーダーメイドセッションです。セッション#1~#3は表層部の解放、#4~#7は深層部の解放、#8~#10は統合という流れになっています。

◆10セッションごとのテーマ◆

#1:自由な呼吸
#2:大地に根付き全身の土台となる足
#3:体側面の前後方向の広がりと立体的化
#4:脚の内側と骨盤底の解放
#5:内臓空間の解放と確立
#6:仙骨・背骨の動きの自由化
#7:首・頭部の解放と安定
#8:上半身あるいは下半身のつながりと動きの統合(1)
#9:上半身あるいは下半身のつながりと動きの統合(2)
#10:全身の統合

※ お身体の状態により#3と#6は2回に分けることがあります。その際は同意いただいた上で、セッション回数が11〜12回となります。

こどもの頃、身体の使い方について学ぶ機会があまりなかった方が多いと思いますが、立ち方や歩き方や座り方などの基本動作をはじめ、多種多様なパフォーマンスに至るまで、毎回のセッションで身体の使い方を再教育してゆきます。身体に新しいバランスや動きの選択肢がもたらされると、賢い身体はより快適なパターンを選びます。いま身体がどう感じているか、どう動いているかなど、クライアントとロルファーの間でコミュニケーションを取りながらじっくりとご自身に意識を向けてもらうことで、心身の中心軸が強化され、今までの信念体系から解放されたり、使われていなかった感覚センサーが働きだし、キャパシティが広がります。身体の変化のみならず、結果として自ずと意識や人間関係や環境など、様々なレベルでの変化や気づきが起こり得るでしょう。

生まれてからずっと一緒にいる身体は、あなた自身に一番理解されたがっています。盲目的に人任せにするのではなく、できるだけ自己調整できるようにもっていくこともロルフィングのゴールのひとつです。自分自身との関係性を深め、主体性をもつことで、真に自身が望む在り方や、生き方や、人生を自由に創造してゆくきっかけが得られると思います。

あらゆる可能性や治癒力は、あなたの中にあるのです。

*ロルフィングは、ベーシック10シリーズの他に、パフォーマンスの質の向上をめざし、動きや知覚や空間認識に対してのアプローチをより取り入れたロルフムーブメントセッションや、10シリーズ終了後に必要に応じて身体を調整するポスト10セッションというメニューもあります。

★さらに詳しくは…日本ロルフィング協会のサイトをご覧ください。https://rolfing.or.jp/introduction.html